人事から見た複数内定を獲れる人材とは?
就活の科学
はじめに
納得感のある意思決定をするためには、
内定を3つ以上持つことが大切です。
なぜなら、あらゆる条件を比較検討できるからです。
- 給与面
- 労働時間
- 仕事内容
これらを比較してはじめて
仕事において大切したいものが何かがわかります。
複数内定がないと、
- 本当にこの企業に内定承諾していいのか
- もっと自分に合った企業があるのではないか
- この業界・企業を受ければよかった
と迷いが生じてしまうものです。
ただ、内定を複数持つことはとても難しいことです。
しかし、あることを理解するだけで、
複数内定を保持できる確率はグンと上がります。
私も新卒の際、7社ほど内定をいただきましたし、
転職の際もこの方法で5社ほど内定をもらいました。
今回は、複数内定保持者が持っている思考について
書きたいと思います。
この記事を読んでいただけると、
- 新卒と中途の価値の違い
- 内定ホルダーの考え方
- 面接やESでの自分のアピールの仕方
を理解していただけると思います。
新卒採用と中途採用の価値の違い
複数内定を獲得する上で、
新卒採用と中途採用の違いを知ることは
とても重要なことです。
つまり、新卒の価値とは何か?ということです。
あなたが経営者と仮定して、
なぜ即戦力の転職者を多く採用するのではなく、
社会人に出たことない新卒に多くのお金と時間を割いて採用するのでしょうか?
これを自分になりに考えて、
労働市場での新卒の価値が定義することが大切です。
よく聞く回答としては、
将来を担うリーダーを早い段階から獲得するためというものがあります。
ですが、それでは中途採用との違いが見えてきません。
しっかり中途採用と比較した回答を持ちましょう。
この新卒の価値に関しては、正解はありませんが、
私の回答しては、新卒の価値は、
仕事における思考や行動の癖がないことと
定義しておりました。
この新卒の価値に対する回答が出ると、
採用に関わる人が何を考えて、どんな行動をとるのか
見えてきます。
それに対して何を自分は伝えるべきかがわかります。
リスクとリターンとはなにか
- 相手はどんなリスクを認識しているのか?
- リスクに対してどんな価値を提案できるのか?
この2つは、複数内定を獲得する上で大事な考え方です。
人がお金を払う時は、負っているリスクに対して、
そのリスクをヘッジする手段を買う時です。
企業が採用する際もリスクに対して金を払っています。
この考え方をガクチカに取り入れると、
面接での評価は高くなります。
対企業ですと、とても難しくなりますから
アルバイト、サークル、ゼミにおいて、
- 所属グループは目標を達成する上でどんな課題を認識していたのか?
- その課題に対して、自分はどんな役割でどんな価値を提供できたのか?
この考えを入れるだけで印象は変わります。
さいごに
相手が負っているリスクに対して、
自分はどのような価値を与えることができたのか?
を意識すると内定獲得できる確率はグッと上がります。
これから就活の正しい考え方を書いていきますので、
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と幸いです。
読んでいただきありがとうございました!