【職業研究】ITコンサルタントとは
企業変革の請負人
はじめに
前の記事でコンサルタントには、
大きく3種類の職種があると書きました。
shijoukatizinzi.hatenablog.com
今回は、その中のITコンサルタントについて
書いていきたいと思います。
この記事を読んでいただけると、
を理解していただけると思います。
ITコンサルタントの仕事
この章では、どんな仕事なのか説明します。
業務内容
デジタルを駆使し、クライアントの課題解決をします。
デジタル案件の増加により、
ITコンサルが変革請負の主役に躍り出ました。
2,3か月単位で戦略が変わる時代、
ITコンサルもスピードが求められ、その人数は激増。
仕事は経営課題の発見からアプリ開発まで多岐、
デザイナーなど異業種とのコラボも増加中。
DXは元より、
デジタル庁支援から地方創生まで仕事は多様です。
ジョブスクリプション
- デジタルやITを活用し、成長戦略を立案
- 企業の内部データ提供やインタビュー実行
- データやヒアリングをもとに定性・定量的に分析
- システム導入の工数やコストの計算
- 打ち手を講じてシステムを導入
- プロジェクトの進捗管理
企業例
- 戦略系:
マッキンゼー・デジタル、デジタルBCGなど - 総合系:
アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMGなど - 総研系:
野村総研、大和総研、日本総研など - IT専業系:
NTTデータ、NTTコミュニケーションズなど - Sler系:
日立製作所、マイクロソフト、IBM、富士通など
入社1~3年目の仕事
最初はERPと呼ばれる基幹統合パッケージの導入要員
として送られ、顧客の要件定義する場合が多いです。
ERPとは、企業経営の基本であるヒト・モノ・カネなどの
資源を適切に分配するためのシステムのこと。
各社で資源の重みは違うので、ERPの機能を各社の業務に
マッチさせ、それを素早く決めることが優秀とされます。
こうした大型導入案件を経て、
プログラミングやインタビューなどを経験します。
クライアントの課題発見や、開発スコープの要件の合意、
担当領域の資料説明、クライアントからの反応を資料に
まとめてマネージャーに共有するなど、
随時、意識のすり合わせ作業があります。
スキル&モチベーション
採用時に必要なスキル
スキルセット
考える、書く、話す力
※プログラミング・データ分析はあれば有利
→研修が充実しているため問われない
マインドセット
引き出しの多さ、好奇心
入社時に修得できるスキル
納期や目標達成のプレッシャーがあるため、
遅れなどのリスクをコントロールし、品質を高める
プロジェクトマネジメント力が身につきます。
デジタル時代で、顧客の要求はよりスピーディーに。
そのため、今の自分にできないことも人に聞いたり、
調べたりして何とかアウトプットするといった
臨機応変の対応力も手に入ります。
やりがいと苦痛
【やりがい】
- 見える世界が広がっていく感覚
- 社会インパクトに繋がる経験ができる
【苦痛】
- クライアントの期待を超える解が見えないとき
- 案件炎上との隣り合わせ
転職後のキャリアパス
ITコンサル後のキャリアは大きく4つに分かれます。
- 内部昇進
- コンサル会社横断
- スタートアップ企業のCxO
- 独立・起業・副業
さいごに
これからどんどん就活の記事を書いていきますので、
「いいね」と思った方は、
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幸いです。
読んでいただきありがとうございました!